ニュートリノ天文学研究室 | 研究室紹介 | 学生・大学院生の方へ

ニュートリノ天文学研究室(吉田 滋 教授)/ IceCube実験

私たちニュートリノ天文学研究部門は、南極点で行われている12ヵ国国際共同プロジェクト「IceCube(アイスキューブ)」実験に日本から参加する唯一の機関です。この実験では、南極点の氷河に5160個の光検出器を埋め、目に見えない素粒子「ニュートリノ」を検出しています。ニュートリノは非常に捕らえることが難しい素粒子ですが、氷河中を通過する際に稀に発するチェレンコフ光を検出することによりニュートリノの到来方向などの情報を解析しています。この情報によりニュートリノを発生する宇宙線がどこで作られているのか、またその仕組みを解明することが可能になります。              

2022年には、このアイスキューブ実験観測施設のアップグレード計画の建設が開始され、当研究室で開発した新型光電子検出器D-Eggが採用されることになりました。現在は開発の完成と南極へと出荷される300個の検出器の製造を目指し研究が進められています。              

当研究室に所属する学生は、検出器の開発やコンピューター・シミュレーションなどの最新技術を学びながら研究員らと協力し行うことで、大きな発見につながる本研究において重要な役割を担います。


世界最大規模の国際研究実験に参加し、最新技術を学べる

学生は、アイスキューブ実験プロジェクトの枠組みの中でテーマを定め研究に取り組みます。同じプロジェクトに参加する12ヵ国53機関の優秀な研究者と共に、南極点で検出されたニュートリノから得るデータを使い未知の物理現象を解明します。検出器の開発・製作や、コンピューター・シミュレーション、観測データ解析にも携わり、ハードウェアやソフトウェア開発なども学べるとともに、これまで授業で学んだ電磁気学や統計学の知識を実践で活かすこともできます。

国際色豊かな研究室

外国人の研究員や留学生が所属する当センターの共通語は英語です。定期的にある報告会議や他国の実験グループとのオンラインでの会議もすべて英語で行われます。こういった会議で発表を行ったり、外国人研究員と協力して仕事をしているうちに、国内に居ながら知らず知らずに英語力が培われます。国際色豊かなとても貴重な環境です。

充実した研究環境

研究室内にはコンピュータークラスターやオシロスコープ、南極点の氷点下の環境を再現できる超低温大型冷凍庫など、多くの最新機器を完備しています。1フロアすべてを研究室として使用しており、実験室も複数あります。学生専用の広いスペースも用意されており、勉強や研究に専念できます。また研究室に世界各国の研究者を招待し、最先端科学について聴講できるセミナーも定期的に行われています。

吉田 滋

研究室の様子

ニュートリノ天文学研究を行っている粒子線研究室(吉田研)は、工学系総合研究棟1に研究室があります。

セミナーも行えるほど広いミーティング室や、最新機器が揃う実験室も複数あります。


学生は教員や特任研究員と協力し、プロジェクトの一員として学びながら研究に参加します。

広い学生部屋には、1人1台の机とPCが用意されています。研究や論文執筆に必要な資料も揃っています。

研究室メンバー

教員
特任研究員
学生
DC
M2
M1
B4

過去のメンバー

教員・研究員・スタッフ
2019年度
2018年度
学生
2019年度
2018年度
2016年度
2015年度