千葉大学ハドロン宇宙国際研究センター企画 第2回
アイスキューブ・マスタークラス 2023
IceCube Masterclass 2023
千葉大学ハドロン宇宙国際研究センターは、南極点で行われているニュートリノ観測実験「IceCube(アイスキューブ)」に参加しています。この実験の一部を体験できる「IceCube Masterclass(アイスキューブ・マスタークラス)2023」を高校生の方を対象に開催することになりました。 2021年の第1回目の開催はオンラインで行いましたが、今年は千葉大学西千葉キャンパスにて実施します。
南極点にあるIceCubeニュートリノ観測所で検出された実際のデータを使って解析し、講義や解析の実習を通して高校生が宇宙物理学について学ぶことができるワークショップです。アメリカやドイツなどのIceCube実験に参加する大学機関でも、毎年開催されています。2021年に千葉大学でも初めて開催し、今回は2回目となります。このクラスでは、高校2年生以降に学習する数学の知識を使う箇所がありますが、常に教員や大学院生がサポートしますので、高1の生徒でも安心してチャレンジできます。
必要となる数学の知識:対数 log
※エクセルなどの集計ソフトも使用します。
IceCube実験については、こちらをご覧ください。
2021年のマスタークラス(オンライン)の様子は、こちら。
5月14日(日)10:00 ~ 17:00
千葉大学西千葉キャンパス内
ハドロン宇宙国際研究センター・宇宙観測実験研究室(旧ニュートリノ天文学研究室)
〒263-0022 千葉県千葉市稲毛区弥生町1-33 工学系総合研究棟1内 6階
※一部のプログラムは、千葉大学内総合校舎の物理実験室で行います。
宇宙や科学が好きな高校生 約20名
※応募多数の場合は、抽選。
※定員数はPCの数の都合で変更する可能性があります。
無料(会場までの交通費などはご負担ください。)
申込フォームにてお申込みください。
※メールの不着が多くあります。携帯会社のアドレスでのお申込みはご遠慮ください。5/12までにご連絡が届かないようでしたら、お手数ですが masterclass-at-ML.chiba-u.jp(-at-を@に置き換えてください)までお問合せください。
2023年5月7日(日)まで
※参加者の方には、5月8日(月)~12日(金)に詳細をご連絡いたします。
※下記はおおよその予定になります。終了時間は、予定より前後する可能性がございます。ご了承ください。
※休憩やゲームなどのアクティビティを合間に挟みながら進めていく予定です。
時間 | 内容 |
---|---|
9:30-10:00 | 集合・受付開始 |
10:00 | マスタークラス開会 |
10:10 | (研究紹介1) ● 吉田滋教授による「IceCube 実験や素粒子研究について」 ~南極で行われているニュートリノ観測実験「IceCube」をご紹介します。 |
11:00 | (研究紹介2) ● 岩切渉助教による「マルチメッセンジャー天文学について」 ~本研究室に新たに加わった「マルチメッセンジャー天文学部門」の研究についてご紹介します。 |
11:30 | 大学生・大学院生による「研究室ってこんな感じ」~研究室内ツアー |
12:00 | ランチタイム |
13:00 | Anna Pollmann助教による「南極点について」 ~南極点での生活や実験の様子を、Anna先生が英語でご紹介します。 |
13:15~ | IceCubeのデータを使って解析にチャレンジ ● 清水信宏助教による「プレ講座」~IceCubeのデータとその解析とは ● 解析にチャレンジ(前半) ● 解析にチャレンジ(後半) |
16:30頃 | マスタークラス閉会 |
などなど
沢山のご応募お待ちしております。
ご質問などは下記までお願いします。
千葉大学ハドロン宇宙国際研究センター
masterclass-at-ML.chiba-u.jp(-at-を@に置き換えてください)