【SS2016】宇宙磁気流体・プラズマシミュレーションサマースクール

開催案内


日時 2016年8月22日(月)~26日(金) 初日は10時受付開始, 最終日は16時解散予定
会場 千葉大学総合校舎1号館4階情報演習室2 [G1-情演2]
主催 千葉大学ハドロン宇宙国際研究センター
共催 ポスト「京」重点課題⑨ 宇宙の基本法則と進化の解明


物質の噴出やX線・ガンマ線放射、激しい時間変動などを伴う天体活動現象では電離物質と磁場、さらに輻射との相互作用が重要な役割を担います。

私たちのグループではHPCI戦略プログラム分野5「物質と宇宙の起源と構造」の支援を受けて、磁気流体(MHD)モデルに基づく高次精度MHDシミュレーションコードパッケージ CANS+、電磁粒子モデルに基づくプラズマ粒子シミュレータpCANSの開発を進め、それらをWebページ上で公開して初心者でも気軽にシミュレーションを実施できる環境を整備してきました。

これらを教材として、シミュレーション初心者向けの宇宙磁気流体とプラズマシミュレーションのサマースクールを開催します。このサマースクールでは宇宙磁気流体とプラズマシミュレーションの基礎についての講義とCANS+、pCANSを用いたシミュレーション実習を行います。

♦ サマースクールHP:
http://www.icehap.chiba-u.jp/activity/SS2016/index.html



講義内容

  1. 差分法の基礎についての講義
  2. 近似リーマン解法に基づく磁気流体(MHD)方程式の数値解法についての講義
  3. MHDシミュレーションの多次元化と高次精度化についての講義
  4. PIC(particle-in-cell)法に基づく電磁プラズマ粒子シミュレーションについての講義
  5. 応用課題演習(降着円盤、宇宙ジェット、磁気リコネクション、粒子加速等のテーマ別に
    グループに分かれてシミュレーション実習を行ない、最終日に発表会を開催する。)

演習コース

【コース1】
CANS+を使った磁気流体(MHD)シミュレーション

【コース2】
pCANSを使ったプラズマ粒子(PIC)シミュレーション

講師・演習担当

三好隆博 広島大学 簑島 敬 海洋研究開発機構 高橋博之 国立天文台
松本 仁 理化学研究所 朝比奈雄太 国立天文台 飯島陽久 名古屋大学
平林孝太 東京大学 松元亮治 千葉大学(世話人) 松本洋介 千葉大学(世話人)


参加資格

大学院生以上


参加料

無料


参加申し込み方法

HP「参加申し込み」にあるフォームに必要事項をご入力ください。締め切りは7月15日(金)までとさせて頂きます。


宿泊案内

掲載の宿泊先リストを御参照の上、各自で御予約ください。


旅費補助

講師、演習補助者以外の旅費補助は予定していません。


多数、御参加いただけますよう、お願いいたします。

世話人:松元亮治、松本洋介(千葉大学)
連絡先:ss2016loc[AT]ML.chiba-u.jp  ※[AT]は、@ に置き換えてください。



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