【SS2018】宇宙磁気流体・プラズマシミュレーションサマーセミナー

開催案内


日時 2018年8月20日(月)~24日(金) 初日は10時受付開始, 最終日は16時解散予定
会場 千葉大学総合校舎1号館4階情報演習室2 [G1-情演2]
主催 千葉大学大学院理学研究院附属ハドロン宇宙国際研究センター
共催 ポスト「京」重点課題⑨ 宇宙の基本法則と進化の解明


宇宙プラズマ・磁気流体の数値シミュレーションは、物質の噴出やX線・ガンマ線放射、激しい時間変動などを伴う天体活動現象を研究する強力な手段になっています。

私たちのグループでは、HPCI戦略プログラム分野5「物質と宇宙の起源と構造」の支援を受けて磁気流体(MHD)モデルに基づく高次精度宇宙磁気流体シミュレーションコードパッケージCANS+、電磁粒子モデルに基づくプラズマ粒子シミュレーションコードパッケージpCANSを開発・公開してきました。

今年はこれらを教材として、シミュレーション初心者向けの宇宙磁気流体とプラズマシミュレーションのサマーセミナーを開催します。このサマーセミナーでは宇宙磁気流体とプラズマシミュレーションの基礎についての講義とCANS+、pCANSを用いたシミュレーション実習を行います。

♦ サマーセミナーHP:
http://www.icehap.chiba-u.jp/activity/SS2018/



講義内容

  1. 差分法の基礎についての講義
  2. 近似リーマン解法に基づく磁気流体(MHD)方程式の数値解法についての講義
  3. MHDシミュレーションの多次元化と高次精度化についての講義
  4. PIC(particle-in-cell)法に基づく電磁プラズマ粒子シミュレーションについての講義
  5. Jupyter Notebookを使った可視化ハンズオン(IDL, matplotlib)
  6. 応用課題演習(降着円盤、宇宙ジェット、磁気リコネクション、粒子加速等のテーマ別にグループに分かれてシミュレーション実習を行ない、最終日に発表会を開催する。)

演習コース

【コース1】
CANS+を使った磁気流体(MHD)シミュレーション

【コース2】
pCANSを使ったプラズマ粒子(PIC)シミュレーション

【コース3】
自由(個別にやりたい事があれば)


講師・演習担当

三好隆博 広島大学 簑島 敬 海洋研究開発機構 高橋博之 国立天文台
飯島陽久 名古屋大学 松本 仁 リーズ大学(UK)
松元亮治 千葉大学 松本洋介 千葉大学


参加資格

大学院生以上


参加料

無料

定員

40名


参加申し込み方法

HP「参加申し込み」にあるフォームに必要事項をご入力ください。締め切りは7月20日(金)までとさせて頂きます。


宿泊案内

掲載の宿泊先リストを御参照の上、各自で御予約ください。


旅費補助

講師、演習補助者以外の旅費補助は予定していません。


多数、御参加いただけますよう、お願いいたします。

世話人:松元亮治、松本洋介(千葉大学)
連絡先:ss2018loc@ml.chiba-u.jp



ページのトップへ戻る