大学院理学研究院 / 特任研究員
博士
ニュートリノ天文学・粒子天体物理学
大気ニュートリノを用いたニュートリノ振動現象の研究。
関連する検出器開発。
大気ニュートリノ振動はIceCubeの中だとかなり低エネルギーかつニッチな現象ですが、ニュートリノ質量階層性など興味深い解析テーマで溢れています。
2018年 成和記念財団 研究奨励A
「世にも美しい数学入門」を読んだことが、理学への興味を強く意識するきっかけだったように思います。
数式を美しいと感じる経験は、 10代の自分にとっては衝撃でした。
素粒子物理に限定すると、この世界の成り立ちという根源的な問いを探求する学問だからです。
知的好奇心に尽きます。 私の興味の対象であるニュートリノは発見から60年以上が経った現在でも解明されていない謎が多く残されているため、原動力はまだまだ衰え知らずです。
まずはいろんな媒体を通じて広大な物理の世界にアクセスしてみてください。そこで芽生えた「もっと知りたい」という気持ちが、物理に限らず科学を好きになる第一歩です。